蚊。

 

誰もが嫌う、ハエの一種。人等の動物から吸血する衛生害虫。

 

中には病気を媒介する種類も存在する。

 

白亜紀と三畳紀の間、顕生代の中の中生代のジュラ紀には

 

もう既に存在していたと言われている。

 

そして、つい数年前まで人類もまた、その蚊に苦しめられてきた。



しかし、ここ数か月、蚊は見かけなくなった。

 

季節のせいではない、世界的に見ないのだ。

 

世界中に二千五百種類程、存在していた蚊は、世界から忽然と姿を消したのだ。

 

理由は未だに明確になっておらず、議論されているところである。

 

動植物の一種が滅亡したというのに、人間をはじめとする動植物達は気にも留めなかった。

 

寧ろ人類は蚊がいなくなったことで、喜んだものも多い。



蚊という昆虫が、理由も分からずに、滅んだというのに。